米国新工場建設に着手 米国ジョージア州に建設用地を取得【プレスリリース】
2015/01/20
マルカン酢株式会社米国新工場建設に着手
米国ジョージア州に建設用地を取得
マルカン酢株式会社(本社:神戸市、代表者:笹田傳左衞門)は、米国法人(Marukan Vinegar (U.S.A.) Inc. 所在地:カリフォルニア州パラマウント市)の新工場建設を目的として、ジョージア州グリフィン市に用地(16エーカー:約64千平方メートル)を取得致しました。今後、2年間の建築期間を経て、2017年の稼働を目指します。
マルカン酢株式会社は、1649年創業と業歴365年に及ぶ食酢メーカーです。1974年に米国に進出し、業容を拡大し成長を続けてきましたが、カリフォルニア州の現工場での生産能力が限界に近づいてまいりました。そのような中、米国市場の引続き堅調な成長が見込めること、とりわけ東部市場の拡大、欧州市場等への輸出を視野に入れ、ジョージア州での第二工場建設に向けて、このほど用地を取得したものです。
新工場の総工費として、今回の土地購入費を含み14百万ドル(16〜17億円)を見込んでおり、第二期工事が終了する2019年には米国に於ける生産能力は現状の約2倍となり、日本の生産規模に匹敵します。
新工場では、主力商品である純米酢(Genuine Brewed Rice Vinegar)、すし酢(Seasoned Gourmet Rice Vinegar)、ぽん酢を製造いたします。また、伝統的な醸造方法である「静置発酵法」を取り入れ、手間をかけまろやかで 風味豊かなお酢を造ります。品質面では、GMP、HACCP、SQF、Kosher、Organicなどの各種認証の取得を目指し安全、安心の取り組みを進めてまいります。
米国における米酢市場は堅調に推移しており、家庭用市場においては全米及びカナダの主要スーパーマーケットのビネガー売り場に加えて、アジア食品売り場でも取り扱われております。業務用市場においては日本食レストラン(全米約2万5千件)やテイクアウトを中心に消費が伸びています。
マルカン酢本社としては、引続き日米一体となった成長を目指して参ります。
問合せ先:マルカン酢株式会社
住所:神戸市東灘区向洋町西5丁目6番
電話:078-857-0501
担当:経営企画室長 山本 和人